介護職は、未経験の人でも働くことができる職種です。そのため、パートや派遣社員としてチャレンジする人が年齢層問わず多いといわれています。しかし、未経験の人は介護現場についてわからないことがたくさんあります。
たとえば、介護業界では正規雇用社員と非正規雇用社員の割合は5:5の構成になっており、他職種に比べても非正規雇用社員の割合が高くなっていることは、あまり知られていません。また、ホームヘルパーに限定すると、正社員よりも非正規社員の割合が高くなっていることも、介護業界の特徴です。そのため、資格や経験がない人でも十分に活躍の場はあるようです。
そこで、今回私がおすすめしたいのは派遣社員という働き方です。介護業界には、夜勤専従の派遣の仕事がたくさんあります。夜勤だと夜勤手当が通常の給料に上乗せされ、手当の相場は1回あたり25000円から30000円と非常に高額です。そのため、夜勤専従の派遣なら月に10日働くだけで正社員と同じくらいの給与をもらうことができるでしょう。
ちなみに、夜勤専従でなくても介護職は、月に4回程度の夜勤があります。そのため、夜勤をこなせば時給に10000円ほど夜勤手当が上乗せされます。また、派遣社員の場合は福利厚生を心配する人もいますが、最近は多くの派遣会社が各種社会保険完備しているようです。しかも、派遣の場合は残業を求められることも滅多にないので、シフトどおりに働くことが可能です。